ザ・ブランド：ポリネシアのプライベート・アイランド

マーロン・ブランドは1962年、『戦艦バウンティ』の撮影中に初めてテティアロア島を訪れ、主人公タリタとフランス領ポリネシアの楽園の島に夢中になりました。彼は1967年にこの島を購入し、本人曰く、ハリウッドのスポットライトを離れた本当の故郷を見つけたそうです。

ブランドは残りの人生をテティアロア島の自然、生物多様性、文化の豊かさを保護することに情熱を注ぎ、この島が持続可能性の指標となる方法を見つけようと決意しました。そして1999年、彼は環境に対するブランドと同じ情熱を持ち、すでにこの地域で最高級のリゾートをいくつか立ち上げていたタヒチ在住のリチャード・ベイリーに、「ザ・ブランド」を建設するという夢を叶えるための協力を依頼しました。

こうして、革新的なテクノロジーと、リゾートのゲスト、島の住民、そして科学研究者のための持続可能な環境の融合により、世界初の「ポストカーボン」アイランドリゾートが誕生しました。

テティアロア島は、白い砂浜、ヤシの木、色とりどりの鳥、ターコイズブルーの海……といった楽園を思い浮かべたときの光景そのものです。

しかし、タヒチ島の北東約50kmに位置するテティアロア島は、息を呑むほど美しいだけでなく、魅力的な生物多様性を誇る、鳥類や海洋生物の自然保護区でもあります。島を取り囲むサンゴ礁は、海洋生物が繁栄するのに最適な生息地です。 環礁周辺では、少なくとも167種の魚類が観察されています。7月から10月にかけては、クジラが毎年の回遊中にテティアロア島に立ち寄ることが多く、イルカがサンゴ礁で遊ぶ姿も見られます。産卵期には、大型のウミガメが木々の下のサンゴの砂に産卵にやって来ます。

ザ・ブランドでは、シュノーケリング、スキューバダイビング、テニス、サイクリング、ポリネシアンダンスワークショップ、タヒチ料理など、パートナーやご家族と楽しめるアクティビティが豊富に用意されており、退屈することはありません。

また、常駐の自然学者と生物学者のチームが、島の自然環境や生息する生物について教えてくれる、ガイド付きツアーも提供しています。

ザ・ブランドの美食は、シェフのセドリック・オリヴォーが監修し、ポリネシア料理とフランス料理の融合からインスピレーションを得た、地元産の新鮮な食材を使った料理が特徴です。リゾート内の2軒目の鉄板焼きレストラン「波」では、最高の日本料理を味わうことができます。